楽譜編集の裏側

昨日(10/23)付の朝日新聞に、楽譜制作の裏側を扱った記事が載っていました。

【凄腕つとめにん】渡邊裕子さん 校正作業で凝視した音符、1260万個

 

編集者さんの側のインタビューなので、浄書そのものについてのお話ではありませんが、いずれにしてもなかなか注目されることのない分野ですから、こうして紹介されていると嬉しいですね。

 

フォント選び、作品の背景まで考えた浄書方針などは、編集者ならではのお仕事なので(Clavisとして個人様からお受けする仕事では、私ももちろんそういったことに留意しますが)、そのあたりのお話が載っていたのが興味深かったです。

 

人間の手作業でなければたどり着けない景色がある、との一言は、まさに楽譜制作現場の総意ではないでしょうか。コンピュータが自動でできることには、まだまだ限りがあります。楽譜は人間が使うもの。人間らしい感覚を大事にした楽譜制作を、これからも心がけていきたいです。