買いたい、手元に置きたいと思えるものを

キングコング西野さんのこちらのブログ(全国の図書館職員の皆様へ)。

楽譜が売れてこそのお仕事をさせていただいている私にとっても、耳が痛い、興味深いお話をされていると思いました。

図書館は読書の裾野を広げてくれる場所。

心から感動したものには、たとえ無料で読める場所、ツールがあっても人はお金を払う。

 

楽譜も、民音などの施設で以前から貸し出しが行われていますし、著作権切れの楽譜については、IMLSPをはじめとして、インターネット上でも簡単に閲覧できるようになってきました。

 

それでも、やはり出版譜には存在意義があると思っていますし、あってほしいと思っています。買ったばかりの楽譜を開くときのワクワクした気持ち、書棚に並んだ大事な楽譜たちを見渡すときの温かい気持ち、手に感じる楽譜の重み。

 

出版譜は、作曲家のメッセージが、編集者、浄書家、装丁家、印刷者、たくさんの関係者の愛情にくるまれて届く、大事なお手紙のようなもの。買いたい、手元に置きたいと思っていただける楽譜をお届けできるように、日々、精進していきたいと思います。